というのも、はなママは幼稚園の謝恩会、続く卒園式と、超忙しかったのです。
特に謝恩会は委員になっていたので、準備はほぼ一年をかけ、直前には毎日幼稚園に行っていました。
でも、そこでわかったこともあり、とても有意義な一年でした。
謝恩会では園児、保護者、先生が一緒に同じお弁当を食べます。
このお弁当屋さんを決める時にもいろいろありました。
先ず、アレルギーの子どもが居るということを伝えると、受けてくれるお弁当屋さんが少ないということ。
限られる予算、お弁当屋さんにしても、儲けは少ないし、地元で何かあれば、商売を続けていけないと思うみたいです。
材料も国産にこだわり、地元の食材を使っているお弁当屋さん、お味も良かったのですが、、断られました。
結局、他の幼稚園、保育園、学校関係によく卸しているお弁当屋さんを利用することになりました。
「餅は餅屋」という言葉も有る通り、このお弁当屋さんはプロでした。
アレルギーっ子の情報としては、ヤマイモ、ピーナッツ、アーモンドに反応する子どもがいました。
原材料には使わないことをリクエストして、お弁当屋さんの予約を取り付けました。
ただ、直前になって、コンタミ(原材料には含まれないものの、製造過程で混入してしまうアレルゲン)にも反応してしまう子が居るとわかりました。
再度、お弁当屋さんに確認しました。
当日通常のお弁当作りも同時進行するとのこと。
厳密には揚げ油は別にできない。
和え物にピーナッツ油が混入する可能性は無いとは言えない。
とのことでした。
ガーン、ちょっと慌てました。
お弁当屋さんからー
コンタミにも反応してしまうアレルギーの子どもには、お母さんが安心なものを作ってもらうのが一番。
と、無償で子ども用に使うお弁当箱を提供、当日使用する食材、お弁当の配置を図と現物を見せて、見た目は全く同じものをお母さんが作る手助けをしてくれました。
当日、お母さんが作ったお弁当をこっそり、アレルギーっ子の席に置きました。
見た目はそっくり。
芸術的!
みんなと同じお弁当で、楽しく過ごすことが出来たと、アレルギーっ子のママからのメールを頂きました。
よかった、よかった。
安全で、みんなと同じお弁当を食べさせてあげたいという気持ちが大事なんだなぁ〜と感じました。
こういう積み重ねで、子どもとママは良い経験を積み重ねていってほしいです。
アレルギーは決して悪くない。
いろいろな経験を他の人よりも積み重ねることが出来るんです。
感動も一杯あるのよぉ〜。
そして、一緒に委員だった5名のメンバー、心からありがとう。
みんな、素敵なメンバーでした。
このメンバーでよかった、楽しかったよー。
謝恩会の記念品をご参考までに載せます。
●名入り鉛筆
ステーショナリー〜ラピス〜
●名入り折りたたみ傘
●イニシャル入りタオル
●紅白饅頭
●クッキー
ラベル:行事のお弁当
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