私たちが子供の頃の給食はアルミの器で毎食パンが付いてきていました(よねっ)。
今は白いプラスチック製のお皿やおわん、ごはんの日が月に半分以上有ります。
和食のメニューには、もちろんごはんが合います。
ただ、毎食、牛乳は200ml付きます。
これは昔と同じ。
鯖の味噌煮、お浸し、麦ごはん、牛乳。
黒パン、サラダ、ホワイトシチュー、牛乳。
何の疑問も無く、給食には牛乳がつき物と思っていませんか?
給食はそもそも、戦後、日本に欧米の食習慣を子どもの頃からなじませようとした歴史があります。
そうすれば、他国から日本へ農産物を輸出する機会が長期的に見込めたからです。
なので、ごはんではなく、パンと牛乳だったのです。
現在、占領下でもない日本で、どうして牛乳が毎食出る給食が未だ定着しているのでしょう。
日本の酪農を守るためという説もあります。
私がこのことに気づかされたのは、成育医療センターのお医者様の言葉でした。
「アレルギーが牛乳だけなら、このままいきますか。 血液検査は100点だし、牛乳が入ってくると、いろんなものが入ってきますから。医者の立場から言えば、むしろ、蛋白質やカルシウムを乳製品に頼ると赤血球異常をおこしますから。」
牛乳に関しては、同じようなことを解説している本が多く出ています。
給食で牛乳を半分強制的に毎食飲まされている子ども達。
アレルギーっ子でなくても、牛乳を麦茶や水にかえる選択の権利があっても良いのではないかと思います。
皆様、どう思われますか?